『クリスティーナの好きなコト』の感想 – ホットな美女の寒いコメディ

クリスティーナの好きなコト
出典:imdb
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作品データ

原題:The Sweetest Thing
監督:ロジャー・カンブル
脚本:ナンシー・M・ピメンタル
出演:キャメロン・ディアス、クリスティナ・アップルゲイト、セルマ・ブレア
音楽:エドワード・シェアマー
制作:2002年、アメリカ

あらすじ(ネタバレなし)

クリスティーナは気軽な恋を楽しむ28歳。
失恋で落ち込む親友のジェーンを元気付けようと、もうひとりの親友コートニーも連れて3人でクラブへとくりだす。
そこでクリスティーナはピーターという男性と知り合い、いつもの軽いおつきあいとは違う何かを感じはじめるのだった。
クリスティーナが初めて本当の恋をしていると察したコートニーは、クリスティーナを焚きつけ、ピーターの兄の結婚式へと連れ出すが・・・。

『クリスティーナの好きなコト』の感想

なんだか笑えそうな雰囲気なのに、なかなか笑えてこない。
笑えそうな雰囲気だけ。

下ネタは好きじゃないが、それはもうアメリカのコメディはすべからくそういうものだと思って最初から諦めてるから、文句を言うつもりはない。
コメディとして、笑いのクオリティの著しい低さを物申しているのだ。

そしたらとうとう、「あなたのペニスは大きすぎてココに入らないの」と歌うミュージカルがはじまって、これが寒すぎて「あいたたたた!」
やっちゃった感がハンパない。

これ以上の寒いシーンはもうなかったが、試着室のシーンもなかなかどうして寒いし、後半のフェラ事故シーンもかなり寒い。

寒いとまではいかなくても、トイレのシーンもクリーニング屋のシーンも、演出の間合いが悪くて、なんもおかしくない。
この監督、コメディの演出センスが悲しいくらいに無い。

唯一、笑えたのは車での悪ふざけシーン。

このシーンだ(18禁)。

このシーンだけでも一見の価値あり、と言ったらかなりの無責任発言だが、ぶっちゃけ

「この映画はこのシーンだけ見たらそれで十分だと思う」

は、むしろ責任を持って、積極的に、声を大にして訴えたい。

ちなみにタイトルのクリスティーナは、アップルゲイトのことかと思うほど、色気も演技も食われている主役がまた残念。

評価

出ました、半年ぶりのBAD MOVIE。
★★★★

Bad Movie

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