映画『危ない女たち』の感想 – 絶対アノ映画をパクったよね

危ない女たち
出典:imdb
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作品データ

原題:神勇雙妹嘜
監督:バリー・ウォン
脚本:バリー・ウォン
出演:ドゥドゥ・チェン、マギー・チャン、ウィルソン・ラム、チャン・パクチェン
制作:1989年、香港

あらすじ(ネタバレなし)

看護婦のリャンと女優のチュウはいとこ同士。顔を合わせればけんかばかりの犬猿の仲。ある日、彼女達のアパートで住人が不審死を遂げ、2人は警察からも裏社会からも追われ始めて大ピンチとなる。

『危ない女たち』の感想

2人組の女の子が事件に巻き込まれ、怖い思いをしたり文字通り痛い目にあったりドタバタがあったりして、最後はめでたしとなる、よくあるタイプのお話し。
それにしても香港映画ってつくづく痛がってる女の子を描くの好きね。

アメリカ映画に『うるさい女たち』って似たようなコメディ映画があったのを思い出した。
仲の悪い女ふたりが、同じ男性を好きになってしまったことから事件に巻き込まれ、喧嘩しながら力を合わせて事件を解決してゆくところとか、片方(もしくは両方)が女優の卵というところなど、そっくりだ。
あちらは1987年制作、こちらは1989年制作ということで、ちょっと影響を受けたのかもしれない。
そういえば邦題もよく似ている。
さしずめマギー・チャンがシェリー・ロングで、ドゥ・ドゥ・チェンがベット・ミドラーといったところかしら。

それにしてもバリー・ウォン監督らしい不真面目なストーリー展開で、そこそこ楽しかったし、くすくす笑い程度には笑えたが、とにかく軽い。ゆるい。
俺はマギー・チャンが好きなので、とりあえずマギー・チャンを観れただけで観た甲斐はあった、かな。
ドゥ・ドゥ・チェンがちょっとブスに撮れていたのは少し残念。

おもしろいことはおもしろかったが、アメリカ映画『うるさい女たち』の方が私にははるかにおもしろかった。
『うるさい女たち』でもそこそこの佳作程度だから、そう考えると大した映画じゃなかったかも。

でもまあ、コメディとしてはそこそこ安心して見られるクオリティです。

評価

相変わらず香港映画はさりげなく他の映画をパクってモノにするのがうまい。
★★★★★

Good Movie 認定

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