ドラマ『スーパーナチュラル』シーズン4の感想 – 衝撃のラスト

スーパーナチュラル シーズン4
出典:imdb
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作品データ

原題:Supernatural (season 4)
監督:キム・マナーズ、スティーヴ・ボーヤム、ロバート・シンガー、エリック・クリプキ、他
脚本:エリック・クリプキ、ジェレミー・カーヴァー、ベン・エドランド、他
出演:ジェンセン・アクレス、ジャレッド・パダレッキ、ジム・ビーヴァー、ミーシャ・コリンズ、ジュヌヴィエーヴ・コルテーゼ
制作: 2008年、アメリカ

あらすじ(ネタバレなし)

地獄に堕ちたはずのディーンが生き返ってきた。
そしてまたサムと一緒にハンター業にのりだす。
ふたりは天使と悪魔の対立に巻き込まれ、アポカリプスを阻止するべく奮闘する。

『スーパーナチュラル』シーズン4の感想

シーズン3のラストのクリフハンガーが冒頭であっさり解消され、それと入れ違いに別の謎(誰がディーンを蘇らせたのか)でひっぱる第1話のスタートはなかなかよかった。

シーズンを追うごとにクオリティが少しづつ上がっているこのドラマだが、シーズン4は前半にかなりおもしろいエピソードが集中していた。

第3話のタイムスリップする話しや、第8話のどんな願い事も叶う町のエピソードなど、好きだ。
これまでの人間対悪魔の対立構造に天使が絡んできたり、本筋のストーリーの先行きも気になる。

このドラマは私の好みに合わないらしく、シーズン1から3まで通してほとんど1話くらいしかおもしろいと思ったエピソードがなかった。
しかしこのシーズン4の前半はいくつもおもしろいと思えたエピソードがあった。
やっと合格点あげられるくらいのクオリティになってきたかな、とかなり期待が高まった。

ゲスト出演にも注目したい。

第8話に出ていた男の顔がサム・ライミに似てるなあと思って調べてみたら、なんと実の弟だった。

第11話の最初のクレジットで、80年代にスーパーガールで有名になった女優さん、ヘレン・スレイターの名が・・・。
「あれから何十年もたっているから、どんなオバサンになってることやら。気がつくかなあ」
なんて思いながら見ていたら、あの頃とほぼ同じ顔で出てきて驚いた。

スーパーナチュラル シーズン4

おっと、お母さんのお父上を演ってるのは
『X-ファイル』のスキナーではないか(出典:imdb

スーパーナチュラル シーズン4

この人もひさしぶりに登場(出典:imdb

ホラー映画のパロディやオマージュも満載。
サムが超能力をつかって鼻血が出るところはスキャナーズを思い出す。

スーパーナチュラル シーズン4

これなんかモロに『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(出典:imdb

そんな感じで前半はかなりよかった。
しかし後半はいつものクオリティに逆もどり。

『X-ファイル』の焼き直しみたいなエピソードがたまにちらほらあるのも気になる。
気持ち悪いシーンが前シーズンよりさらに増しているのにも参った。
悪魔が宿っているとはいえ、主役たちが罪もない人々を殺しまくる展開が多いのも相変わらず気持ち悪い。

↓ここから先はネタバレあり↓

最後、ルビーの本当の魂胆が明らかになり、ルシファーの封印が解かれてしまうところはかなり衝撃的でよかった。

評価

シーズン3と同程度。
★★★★★

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