映画『ロブスター』不条理とは? こんな教え方されたくはなかった件

ロブスター
出典:imdb
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作品データ

原題:The Lobster
監督:ヨルゴス・ランティモス
脚本:ヨルゴス・ランティモス、エフティミス・フィリップ
出演:コリン・ファレル、レイチェル・ワイズ、ジョン・C・ライリー
制作:2015年、ギリシャ・フランス・アイルランド・オランダ・イギリス合作

あらすじ(ネタバレなし)

家庭を持ち、子孫を残すことが義務付けられた近未来。デイヴィッドは妻に捨てられ、街のルールに従い、ホテルへと送られる。そこでは45日以内に配偶者を見つけないと、動物に姿を変えられてしまうのだ。デイヴィッドはなかなか配偶者を見つけられず、森へ逃げ込む。森では独身者たちの暮らす共同体があった。そこでは「恋愛禁止」のルールがあったが、デイヴィッドは独身者のひとりである近眼の女と恋に落ちてしまう。

『ロブスター』の感想

前に予告編を見ておもしろそうだと思っていたのだが、実際に本編を見てみたら、これがクソつまらない映画だった。

ストーリー展開もつまらないが、会話がひどい。

「シャンプーは持ってきた?」
「忘れた。来週2本持ってくる」
「ちゃんとメモしておいて」

こんなしょーもない会話が延々と続くのだ。

やりたいことはわかるが、このスタイルなら80年代の森田芳光がはるかに高度なクオリティでとっくにモノにしている。

センスが無いのだな。

ジャンルでいうと不条理系コメディってことになるんだろうが、本当に不条理なのは映画の内容じゃなくて、この映画の存在そのもの、
言い換えれば、こんなつまらない映画で人生の貴重な2時間を無駄にしなければならなかった私の胸のうちにあると言える。

評価

森田芳光監督の『の・ようなもの』『家族ゲーム』『ときめきに死す』あたりをまだ見たことない方は、ひょっとしたらインパクトある……かも。
★★★★

Bad Movie


『ロブスター(字幕版)』を見る

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