映画『ゴースト・オブ・マーズ』の感想 – B級映画の巨匠カーペンターの異色SF西部劇

カーペンター監督の映画『ゴースト・オブ・マーズ』
この記事は約2分で読めます。

作品データ

原題:Ghosts of Mars(John Carpenter’s Ghosts of Mars)
監督:ジョン・カーペンター
脚本:ジョン・カーペンター、ラリー・サルキス
出演:ナターシャ・ヘンストリッジ、アイス・キューブ、ジェイソン・ステイサム、クレア・デュヴァル、パム・グリア
音楽:ジョン・カーペンター
制作:2001年、アメリカ

あらすじ(ネタバレなし)

22世紀、人類が火星を植民地化した時代。
警察官メラニー・バラードは、危険な犯罪者デソレーション・ウィリアムズを護送する任務で火星の鉱山都市へ向かう。
しかしそこで古代火星文明の封印が解かれ、火星人の霊的存在が人間に憑依し、凶暴な殺戮集団へと変貌させてしまう。
生き残った警官と囚人たちは、敵対関係を超えて協力しながら、火星全体を脅かす恐怖に立ち向かう。

『ゴースト・オブ・マーズ』の感想

私は「B級映画」という言葉が嫌いで、とにかく人と映画の話しをしていると、何かと「B級」という言葉を使いたがる人がいる。

「B級だけどおもしろかったね」
「おもしろかったけど所詮、B級だね」

その類いの人に言わせれば、アクションやホラーやちょっとエンターテイメント性の高い映画や低予算の映画はすべて「B級」ということになってしまうらしい。
とにかく「B級」「B級」とうるさくて敵わない。

しかしジョン・カーペンターの映画を見ると、「ああ、私はこの人の映画のためにB級という言葉を大事にとっておいたんだな」と思わせてくれるような気持になる。
まさにカーペンターはB級映画の教祖である。

さてこの「ゴースト・オブ・マーズ」。
火星を開拓していた人類が、すでに絶滅した火星人の亡霊にとり憑かれて殺し合ってしまうという物語。

火星をアメリカ大陸、火星人をインディアンに置き換えればそのまま西部劇のネタになるような、私はSFより西部劇の方が好きだから、西部劇でやってくれたらよかったのに、と思わせるようなストーリーはそこそこだが、それなりにセンスは光っている。
そういえば“火星で西部劇のオマージュ”と言えば、『銀河鉄道999』を思い出すな。

DVDの特典に入っているカーペンターと主演女優さんの音声解説が、映画本編に関係ない雑談ばかりしゃべりまくっていて、ときに危ない暴露話なども出たりして、そちらの方が本編以上におもしろかった。

評価

DVD特典映像のコメンタリーの面白さも加味してこの評価
★★★★★

Good Movie 認定


Amazonプライムで『ゴースト・オブ・マーズ』を見る。

コメント

タイトルとURLをコピーしました