映画『最強の出前人』天才チャウ・シンチーふざけまくりのバカ映画

最強の出前人
出典:imdb
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作品データ

原題:破壞之王
監督:チャウ・シンチー、リー・リクチー
脚本:ヴィンセント・コク
出演:チャウ・シンチー、クリスティ・チュン、ン・マンタ
制作:1994年、香港

あらすじ(ネタバレなし)

しがないレストランの出前係が柔道部の紅一点にひと目ぼれ。ひ弱な彼のライバルは柔道部の主将。彼女との恋を射止めるために、出前男は中国拳法の修行をはじめる。

『最強の出前人』の感想

バカバカしいコメディ、いわゆるバカ映画であることは揺るがないとして、ジャンル的にどんな映画かと思ったら、マドンナのハートをゲット!的な、単なる恋愛映画で、しかし単なる恋愛映画というには後半カンフーとかバトルに焦点が集まりすぎているようで、それでいてアクションものとは口が裂けても言う気にならない。

早い話しがもうギャグも展開もほとんどヤケクソで、笑える笑えない関係なく頭をバカにして文字を紙に叩きつけたらこんな脚本になった、という感じ。

笑えるが、笑うたびになんだか損した気分になる脱力感が全編を支配している。
いわゆるこの映画のテンションと同じくらいふざけた心持ちにならないと、おもしろくない類の映画。

まあでも、私はこれで結構ふざけた人間だから、これはこれで楽しかった。
ちなみに「出前」はもう最初の方しか関係ない。

評価

とりあえず笑えたので。
★★★★★

Good Movie 認定

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