映画『クレージーモンキー 笑拳』の感想。鉄の爪にベスト悪役賞!

クレージーモンキー 笑拳
出典:imdb
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作品データ

原題:笑拳怪招
監督:ジャッキー・チェン
脚本:ジャッキー・チェン
出演:ジャッキー・チェン、ジェームス・ティエン
制作:1979年、香港

あらすじ(ネタバレなし)

清朝末期の広東、政府は国の方策に従わない武芸流派に暗殺者を送り込んで討伐していた。シンロンとその祖父チェンも暗殺者に狙われ、身分を隠して山の中で暮らしていた。チェンは正体がバレるので、むやみに技を他人に見せないようにとシンロンに繰り返し説いていたが、事情を知らないシンロンは町で用心棒のバイトを始めてしまう。

『クレージーモンキー 笑拳』の感想

ジャッキー・チェンの初期作品にして初監督作品。
15年ぶりの鑑賞。

映画監督ジャッキー・チェンの斬新なスタイルはもうこのころから垣間見える。
喜怒哀楽を拳法に反映させることで強くなるなんて、後年の目覚ましい独創性の芽生えのようなものを感じさせるではないか。

大筋だけでなく、細かなアクションにも遊び心がたくさん。

それにまたこの映画のジャッキー・チェンの筋肉はホレボレするほどのものがあるな。
とくに後半の特訓シーンの肉体のカッコいいこと。

おお、カッコいいといえば、鉄の爪もジャッキー映画史上ベスト悪役だといっても過言ではないカッコよさ。
とくに冒頭のつかみ(文字通りの意味でもある)バトルは画期的。
ここにもジャッキー映画の独創性が光りまくっている。

最後の戦いも実にイイ。

評価

『酔拳』『蛇拳』と並ぶ初期の傑作。
★★★★

Good Movie 認定


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