映画『SNS-少女たちの10日間』の感想 – 究極のチン凸ドキュメンタリー

SNS-少女たちの10日間
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作品データ

原題:V síti(英題:Caught in the Net)
監督:バーラ・ハルポヴァー、ヴィート・クルサーク
原案:ヴィート・クルサーク
出演:テレザ・チェジュカー、アネジュカ・ピタルトヴァー、サビナ・ドロウハー
音楽:ヨナタン・パスティルチャーク
制作:2020年、チェコ共和国(スロバキアとの共同制作)

あらすじ(ネタバレなし)

SNSに潜む性犯罪の脅威を暴いた、チェコ発の衝撃的なドキュメンタリー。
12歳の少女に扮した成人女優3人が、偽のプロフィールを作成して10日間SNSを利用。
その結果、合計2,458人もの男たちから執拗なメッセージや性的要求が届くという、異常な実態を克明に記録した。

幼い子供を狙う「グルーミング」の手口や、画面越しに豹変する男たちの姿を浮き彫りにし、ネット社会の闇を突きつけた。
本国チェコでは社会現象を巻き起こし、実際の警察捜査にも発展。

『SNS-少女たちの10日間』の感想

とんでもないドキュメンタリー映画だった。

12歳に見える成人の女優さんをオトリに使って、ネット上に隠れている変態ロリコン男たちの実態をあぶり出す、というもの。

撮影のスタイルが面白くて、スタジオにセットが作られ、一方から見ると普通の女の子の部屋だが、もう一方にはカメラなどの機材やスタッフたちが並んでいて、2つの別世界が表裏で繋がっている。

雇われた女優さんたち3人はみんな可愛くて、それだけに、変態どころか、犯罪者レベルがわんさか釣れる。

私はいまだかつて一個の映画でこれほどの量の「チン凸」を目にした経験はない。
これから先も決して無いだろう。

↓ここから先はネタバレあり↓

SNS-少女たちの10日間

出典:KVIFF.TV

よくあるテレビのリアリティショーのような雰囲気ではじまったこの映画も、内容は相当ヤバいところまで進んでゆき、最後はこの映画がきっかけとなって警察が動くことにまでなった、というナレーションで終わる。

1回、まともで誠実なお兄さんが釣れて、変態の渦中に辟易していた女の子やスタッフたちが感動して、涙を流すという場面があった。

私はまた、変態ばかり釣れた映像ばかりを使って、マトモな人が釣れた時はカットしていたのだとばかり思っていたから、「今までは本当に変態しかいなかったのかーい」と驚いた。

こんな変態だらけの世界に、巷では小学生や中学生のいたいけな女の子たちが、親の目の届かないところで、ウルトラ変態たちに晒されているのかと思うと、ゾッとする。

釣れた変態のひとりにスタッフの知り合いがいて、その変態は子供たちのキャンプで働いているとかで、「これはこのまま見過ごすわけにはいかない」と言い出し、どうするのかと思ったら、最後、スタッフ・女優さんたち一堂でその変態のところに押しかけていって、責め立てる、という原始的な対応の仕方。
警察などの何かしら公的機関に訴えるとか、職場に伝えて解雇などの対応をしてもらうとか、そうする前に人間対人間の接触を試みるところが、なんだか共同体的で、ちょっと好感が持てた。

まあ、インターネットなんてこんなもんだと思っていても、こうして映像で見せられると、やっぱり今まで以上に気を付けるご両親も増えそうだし、ドキュメンタリー映画としても最後まで飽きずに見れたから、実質的にとても有意義な映画だったんじゃなかろうか。

評価

人間とは
★★★★★

Good Movie 認定


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